42歳で転職した理由!
42歳で!
転職しました。
転職の経験で本当に学んだこと!その1 - mirohiGG’s blog
転職の経験で本当に学んだこと!その2 - mirohiGG’s blog
転職の経験で本当に学んだこと!その3 - mirohiGG’s blog
転職の経験で本当に学んだこと!その4 - mirohiGG’s blog
転職の経験で本当に学んだこと!その5 - mirohiGG’s blog
その後、財務担当として勤務した。
いわゆる資金繰り担当。
早い話が、銀行と交渉して期限までにすべての資金を準備し、支払う仕事である。
当時、毎月4店舗の設備資金と通常運転資金の資金繰りだ。
毎月10億円をはるかに超える。
それは、いきなりの電話からいつも始まる。
会長からのTELだ。
どこそこに出店したいが、ン千万円、いつ払えるか?
というTEL。
それは、会長は、実はもうすでに契約中で、手付金の支払日を取引相手に告げなくてはならない状況だということを意味していた。
だから、TELがあるといつも即答できなくてはならないのだ。
まだ、1日に1件なら良いのだが、、、。
こらが、日常茶飯事。
(ほかの会社はどうか知らない、これが普通か?)
財務課長を引き受けると決めたときに、私は「会社は絶対に潰さない!」と決めていたので、兎にも角にも、資金ショートとだけはしないように全集中していた。
そのうち、会社が5社になった。
全社の財務を担当した。
当たり前だが、すべての銀行口座、通帳、銀行員、実印の管理・使用まで、、、。
ほとんど毎日、会社から離れられない。
増資、業務・資本提携、M&A等もあり、気が付けば会社の売上は10倍になっていた。
もちろん、従業員も10倍だ。
それでも私は、若いころ財務課長を引き受けた当時と変わらず、過去のつらいトラウマ
転職の経験で本当に学んだこと!その1 - mirohiGG’s blog
から逃れられず、ただただ、恐怖感と危機感だけが朝も夜も、土曜日も日曜日も、私にのしかかってきたのである。
会社が大きくなることは嬉しいことだが、動かすお金もそれなりの金額になり、小心者の私には、そのプレッシャーは半端ないものであった。
確かに、経験的には恐らく、素晴らしい経験ができたのかもしれない。
そこは、本当に感謝している。
正直、会社がここまで来るとは思っていなかった、、、。
10年が経ったある日、
私は、ふっ と思ってしまった。
もう、もし会社に何かあったとしても、従業員の仕事と生活は守られるのではないだろうか?と。
(私の心の中に、何かしらこれまでとは違った別の風が吹いた。)
もし、そうなら、私のここでの役目は終わったのではないか?
他に、困っている会社があれば、私の経験は役に立たないだろうか?
42歳 秋 転職を決意する。
自身はないが、自惚れだけは大きかった若輩者がひとり、、、。
年商でいうと、100分の1の会社へ転職した。