会社を存続するためのポイント
会社を存続するために
目次
いつもお読みいただきありがとうございます。
これまでの経験より、感じたことを気ままに書いていきます。
1.企業の現状
会社の起業は、新会社法により以前より資本金条件などが変更され、起業が容易にできるようになりました。
しかし、会社経営で一番難しいのは、「会社を永遠に継続させる」ことです。
従業員の生活を守る責任、取引先に対する契約履行責任、金融機関への返済義務、納税義務、それは起業した時から経営者が背負う社会的責任です。
一方、現実は、2018年の集計より倒産した企業の平均寿命は23.9年*1なのです。
2.会社継続の要因
・外的要因
政治的変化、経済的変化、社会的変化、技術的変化
自社でのコントロールが難しい
・内的要因
経営資源(人財、資産、負債、資本、情報、システムなど)
自社でコントロールが可能である
3.人と共に成長する会社
会社とは株主、経営者、社員で組織され、それぞれがその役割と責任を負う。
要するに、人の集まりで構成された集合体 ⇒ 人の経験、能力、積極性で経営成績が左右されるということ。
経営者が成すべきことは明確だ。
自社の社員個々の能力を、100%引き出すこと、また、その能力を高め続けること。
今、自社の社員は、どれだけの社員がその持てる能力を100%活用しているだろうか?。
外的要因や内的要因とは言え、そのほぼ全てに係るのは社員。
現場の内容に一番詳しいのは、やはりその担当社員。
そこからの情報が、いかに早く正確か、それによりリスクマネジメントが行える。
会社の業績に直結する大きな要因である。
経営者の仕事は、高学歴な人を履歴書で判断することではない。
危ない経営者は、高学歴者を採用したことで安心する経営者。
高学歴者 ≠ 仕事ができる
大切なのは、経営者と社員が、会社のビジョンと、その人の夢を共有でき、信頼できる関係であること。
企業の存続と発展のために!