mirohiGG’s blog

「人生楽しんだ者勝ち!」をモットーに、仕事やプライベートを楽しみ、過去や近況を発信します。

仕事女性が作る女性の働く環境!

女性の働く環境

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職場では、従業員が与えられた仕事を、責任を持って遂行する。

故に、会社が存続する。

 

友人の会社での話(こういう場合、たいていは自分の話だろう、と言われるが本当だ。)

 

ある日、会社に女性(Aさん独身)が中途入社した。(女性スタッフの中では、年齢が一番上だ)

経験や資格も無かったのだが、採用になったとのこと。

面接が良かったのか、人格が良かったのか。

とにかく、会社の利益のために尽くしてくれると思われたのだろう。

 

最初、その課のスタッフは女性が数名だったそうだが、その業務の経験者はいなかった。

そこで、後日、経営者の判断で、経験のある男性社員をマネージャーとして採用した。

 

が、結果1年後、その男性は退職していった。

女性から聞いた話では、仕事ができなかった、と言っていたらしいが?

 

また、女性スタッフだけに戻ったのである。

 

それから数年後、経営者は、また新しい男性マネージャーを採用した。

(やはり、経営者としてはやはり何かを求めていたのか?)

男性マネージャーが、業務の中に入ってみると、なされていた仕事はとても仕事としては、、、。

とても仕事中とは思えないような、、、。

で、基礎から、、、、。

という状態だったとのこと。

 

まず、部署間の業務フローを確認し、書式の作成・統一、取引先との条件確認、契約書確認、そして、同時にスタッフの業務教育等々、とりあえずは基本優先で。

 

その間に、男性スタッフが1名増えた。

今まで、アウトソーシングしていた業務を内製化したのだ。

少しづつ、作業効率とスタッフのスキルアップができたのだろう。

男性マネージャーと経営者は喜んだ。

 

数年後、環境が変わり始めた。

それは、Aさんの変化から始まった。

仕事を覚えてきたためか、本当の理由はわからないが、周りのスタッフに対してあまりよく思われない言動や振る舞いが始まったのだ。(陰湿ないじめ)

取締役や他部署のスタッフのいないところで。

男性スタッフに対しても、女性スタッフに対しても。

 

ある日、男性社員が退職した。

しばらくして、女性社員が退職した。

男性社員を採用するが、退職2名

女性社員を採用するが、退職2名

 

マネージャーは、途中、この状況を取締役に相談するが、、、。

すっかり、そのマネージャーは悪者にされていたのだ。

 

後日分かったことだが、Aさんは、取締役に対してそのマネージャーやスタッフの、有りもしないことをでっちあげて毎日のようにメールしていたのだそうだ。

 

(なんだか、テレビでありそうな話だな。スッキリしないが。)

 

男(取締役)は、女性が困っていれば助けてやりたいと思うものなのだ。

これは、しかたないか?(笑

 

こうなると、もう手の打ちようがない。

どちらがマネージャーか、わからない状態?(笑

もちろん、マネージャーのいうことなど、聞かないAさん。

イレギュラー仕事は、分からないことがまだ、たくさんあるのだ。

そんな仕事は、逆にマネージャーにさせるといった状況。

 

結果、その課はまた、女性スタッフだけになった。

スタッフは、Aさんの顔色だけみて仕事をするようになった。

それから、また女性スタッフ1名が退職。

あとの女性スタッフは、Aさんのことを軽蔑しているらしいが、大人の対応で頑張って仕事をしているらしい。

 

話を聞いて、なぜか虚しくなった。

 

なぜなら、

Aさんにしてみると、そうしなければ生きていけない社会環境も分かる気がする。

(女性が、これから一人で生きて行くために、会社の信用と大きな収入が必要になる。しかも、資格がないので、転職が難しいのは自覚しているらしい。Aさんは、ここで働いていて、本当に楽しいのか?)

 

また、他の女性スタッフもしかり、資格がないために転職するのが難しいと自覚しているため、頑張っているのだ。

私は思う、

経営者は、現場の細かいところまでは見えない。

であれば、マネージャーの意見を聞く大きな耳と心を持つべき。

でなければ、間違いなくガバナンス崩壊に向かう。

 

働く人間が、起きて行動している1日16時間のうち、最低8時は

会社で過ごすのだ。

その、大切な時間が、楽しくなくてはせっかくの人生がもったいない。

周りのスタッフと楽しく過ごせたなら、どれだけ幸せかと。

 

同じ女性に、会社でつらい思いをさせることなく、少しだけ優しくできたなら、初めてその優しさが自分にももたらされるはずだと信じる。