mirohiGG’s blog

「人生楽しんだ者勝ち!」をモットーに、仕事やプライベートを楽しみ、過去や近況を発信します。

役職定年制度、という大企業が採用する制度をまねた、中小企業!

役職定年で給料が半分になった。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/634884">RRice</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

昔の知人(先輩)から、久しぶりにお電話をいただいた。

昔の懐かしい話に話に始まり近況まで、長電話になった。

 

「給料が半分になった。」というのである。

 

聞くと、”役職定年” ということらしい。

 

大企業ではよく聞く話か?

 

中小企業に、大企業から来られた非常勤役員が、「大企業の論理」を持ち込むのである。

(中小企業の経営環境を分からないから、仕方ないのか?しかし、)

 

大企業の場合、人材も豊富(中小企業に比べると)で、代わりの人材も心配ないが、中小企業の場合、ギリギリの人材で、ギリギリの人件費で、何とか経営を継続しているのである。

そこにきて、外部から来られた非常勤役員は、経営者にとっておいしそうな制度を提案し、自己評価を稼ぐのである。

 

どこかの本に書いてあったようなことを、いかにも正しいことのように。

 

そう、人件費の削減(給与カット)である。

早速、給与規定の改定を行うのである。

 

決算成績やキャッシュフローの悪い企業が、銀行から必ず提案されることがある。

それは、人件費の削減、リストラである。(人気テレビ番組のように)

 

会社内部の努力だけで、固定経費のカットになり経常利益を稼げるのである。

売上が増加しても、原価や販管費がかかり、そのまま利益に残らないので、一番、手の付けやすい、教科書どおりの安易な方法だが。

 

結果、黒字決算となる。

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銀行は融資対象会社にすることができる。

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融資が実行でき、支店の融資残高ノルマを達成できる。

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支店評価が上がる。

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、、、、、、。

 

大企業では、それなりの給与、年収が与えられているが、中小企業の場合、それさえも、、、、である。

 

その中で、管理職として努力してこられた方々が、

 

給与が半分に! 

 

現実には、中小企業では、役職定年と言われ、給与は減額されても

「仕事は今までと変わらない」のが現実で、単に、「給与を減額するだけの理由付け」

だったりする。

 

●人生の選択を迫られるのである。

1. そこで頑張る

2. 副業をする(就業規則で副業禁止条項が残っている中小企業が多数)

3. 転職をする

 

能力のある社員の多くが選択するのは、3番だ。

優秀な人材の流出の始まり!

国外をふくめて、、、

 

若い社員は、それをよく見ているので、自分の将来を考える。

モチベーションの低下

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若い社員の人材流出!

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その会社は、後の人材で経営を継続しなくてはならない。?

 

経営者は、いつも悩んでいる、迷っている、そして孤独だ。

管理職に、困っていることを相談しない。(プライドが邪魔をする)

現場の状況を一番把握しているのは、取締役ではなく管理職だ。

中間に、取締役というフィルターを通さない率直な意見を聞くことも大事。

「百聞は一見に如かず」だ。

社内の企業風土、風通しはよいか?

YESマンが、評価される風土がないか?

 

大事なことは、

経営者と社員が同じ未来を創造できるかではないだろうか。