mirohiGG’s blog

「人生楽しんだ者勝ち!」をモットーに、仕事やプライベートを楽しみ、過去や近況を発信します。

つぶれない会社とは?

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今日もまた、言いたい放題、ねこがつぶやきます。

個猫の意見ですので、ご不快の方はどうかお許しを(=^・^=)。

経営者の意識は?

先日、セミナーに参加した時のこと、講師から質問がありました。

 

質問は、

 

会社を経営していく上で一番大事なものは何か?

以下の3択です。

 

① 売上

② 利益

③ 元金

 

皆さんも少し考えてみてください。

 

答えは、最後に、、、。

 

資料によると、2016年の中小企業の数は357.8万者(99.7%)、うち小規模事業者は304.8万者(84.9%)、大企業は1万1157者(0.3%)です。

中小企業庁ホームページの資料より抜粋)

 

 現在、中小企業の数は、この数字よりも少ない厳しい数字になっていることが予想されますが。

 

起業される経営者の方々で、その一番多い理由は、

 

①営業力がある。

 

②腕に技術がある。

 

③資格がある。

 

等ではないでしょうか。 

 

どれも、すばらしい能力で、大事な能力です。

 

これだけあれば、未来永劫、会社は安泰。

 

なのか???

 

もし、それで会社がつぶれないのならば、倒産や破産件数はもっと少ないのです。

 

もう一つ、大事な何かが足りないのです。

 

会社は、常に順風満帆、とはいきません。

 

商品にしても、いわゆる流行りすたりがあります。

 

技術もまた同じで、常に新しい技術を求められます。

 

そうです、次の未来への投資、が必要になります。

 

 

あるA社の話です。

 

その会社は、借入金が年商の60%ほどあり、決算も赤字の状態です。

 

毎月の運転資金も借入金で賄いながら

 

それでもまだ、技術開発をしていたのです。

 

設備投資資金も調達せずに、、、。

 

しかし、それでも金融機関から支援の継続を受け、何とか今では社員へ決算手当てを出せる会社になっています。

 

 

ここで、最初の質問の答えですが、

 

③現金 が正解です。 

 

が、

 

もう一つ大事なものがあります。

 

それは、現金(資金)の調達(金融機関からの借入)ができる人財です。

 

その人財は、決算が読めるから資金繰りができるのです。

 

金融機関が聞きたがっている数字が、提出資料に沿って正しく説明ができるのです。

 

会社の業績が良い時なら、誰でも(極論)資金繰りはできます。

 

なぜなら、業績の良い会社には金融機関はお金を貸してくれます。

 

しかし、中小企業は、どちらかというと決算赤字の期が多いのです。(失礼ながら)

 

でも、その時に金融機関から資金調達できるかどうかが大事なのです。

 

 A社には、その人財がいたのでしょう。

 

因みに、質問の回答で一番多かったのが

 

②利益 でした。

 

中小企業経営者の意識として多い回答は、①売上と②利益 です。

 

③現金 はほとんどいませんでした。

 

もちろん、①売上と②利益も大事なのですが、、、。

 

 

結論

売上や利益が無くても、現金があれば会社はつぶれない。

現金がなくても、金融機関からの資金調達ができれば会社はつぶれない。

資金調達のできる人財がいれば、会社はつぶれない。 

 

今回の言いたい放題に、最後までお付き合いいただきありがとうございます。